事業継続へ積極支援を 道経済部との懇談会開催
2022年01月15日
18回目となる北海道経済部と北海道同友会との懇談会が11月16日、同友会事務所で開催されました。北海道経済部からは山岡庸邦経済部長をはじめ担当の局長・課長ら11名、同友会側は道内各地からオンラインも含めて13名が参加しました。
藤井幸一代表理事および山岡経済部長の挨拶のあと、懇談会に入りました。
はじめに、上野修司経済企画課長が北海道経済の現状と今度の取り組みについて報告。今後の北海道経済の活性化を、ウィズコロナの長期化を見据えて中小・小規模企業の維持・継続、食や観光産業などの北海道ブランド発信力のパワーアップなどを基本方針に掲げています。特に、資金繰り支援などの足元の事業継続支援、旅行や商品券等の需要喚起対策、雇用支援施策の展開の取り組みが説明されました。
続いて、池川和人代表理事より、①中小企業への継続的な経営支援として、事業継続への金融支援や事業再構築等に対する応援、技能実習生への入国再開にむけた対応②持続可能な地域づくりのための人口減少への対応や事業承継問題、地域の社会的機能維持のための対策③北海道の可能性をビジネスにつなげる食と観光の再生と、ゼロカーボンを目指した省エネ・創エネとビジネス支援、等について問題提議がありました。
その後、取り組み状況や今後の方向性について北海道からの回答を受けて、中小企業の現状のほか、具体的な統計データの推移や道内の自治体の事例などを交流しました。
最後に、曽根一代表理事が今後も懇談会を通して北海道経済を盛り上げていきたいとまとめて閉会しました。