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ジョブコーチ活用の障がい者雇用を学ぶ/とかち支部

2021年11月15日

及川委員長(右)と報告者の小関社長

 

 とかち支部社会福祉委員会と拓の会第2グループは、928日に「障がい者雇用セミナー~障がい者雇用のはじめの一歩~」を開催し、20名が参加。市内で障がい福祉サービス事業所を営む、ちあふるの小関勝俊社長が報告しました。

 

  同支部は1年間の準備期間を経て、今年度より社会福祉委員会(委員長・及川抄織ちっぷす代表理事)を設置。人を生かす経営の実践で共生社会を目指す様々な取り組みを行っています。その一環である「障がい者雇用セミナー」は、「多様な労働環境・働き方を知り、考え、学びあう」ことを年間テーマに掲げている拓の会第2グループ(リーダー・井上英樹北海道ベース係長)と共催しています。

 

  第一弾は730日に、就労移行支援事業所などを営む、つながりの北村直也社長を迎え、「就労支援施設との関わりから障がい者雇用を考える」をテーマに開催しました。第二弾となる今回は、ジョブコーチでもある小関社長が「ジョブコーチ支援と定着支援を活用した障がい者雇用」をテーマに、障がい者が定着するまでのジョブコーチが果たす役割や具体的な支援事例などをわかりやすく語りました。分解したボールペンを組み立ててもらう指示の出し方では、参加者が障がい者役、小関氏が指示役となり組み立て作業を実施。曖昧な指示と各所を指さしながらの的確な指示では、伝わり方に大きな差が出ることが理解できました。

 

  参加された方からは「障がい者雇用を考えているが、採用から定着までのイメージをつかむことが出来た」などの声が寄せられました。