経産省の田中氏が講演　政府データを経営に生かせ／道北あさひかわ支部

2021年11月15日

　道北あさひかわ支部経営労務委員会は10月18日、経済産業省の田中幸仁氏を講師に「不透明な時代の先を読む」をテーマに、統計の活用方法を学びました。道内各支部や、行政、金融、教育機関からも申込があり、参加者は130名を超えました。

　田中氏は、「統計を利用して自社の業界の状況、取引先業界の状況を読み解くことで、自社の状況と合わせて、設備投資なのか新規事業への進出なのか、はたまたその事業の撤退など様々な手段をとることが出来る」と指摘。経済産業省が公開している経済産業省生産動態統計調査や、政府統計の総合窓口「ｅ―ｓｔａｔ」をもとに、データを自社の経営環境にどう役立てられるかについて講演しました。

　参加者からは「政府公認のデータをいかに活用するか、その重要性がわかりよかった」「今回の講演を生かし、今後の出店計画に生かしたい」と感想が寄せられました。