倶知安のまちづくり 地域の未来見据えて/しりべし・小樽支部
2021年10月15日
しりべし・小樽支部は8月24日に支部例会を開催。オンラインを含め43名が参加し、まち会社準備室(倶知安)の委員を務める横関建設工業の柏谷匡胤社長が、「新幹線延伸に向けた、倶知安のまちづくり」をテーマに報告しました。
柏谷氏は、今年3月に設立された準備室が、新幹線延伸の先を見据えつつ急ピッチで新駅周辺整備の提言をまとめていること、町では平行して景観計画作成を進めていることなどを説明しました。
また同準備室の経営理念・経営方針に基づき幅広く民間の意見を集め、町役場と綿密に情報共有を行う一方で、「新駅周辺の賑わい創出は民間次第」との視点も提示しました。さらに内閣府推奨の「経営デザインシート」を自社、準備室、倶知安町版でそれぞれ作成したことで「経営者・企業として地域で何をするべきかがより明確になった」と報告。官民が連携した一体的なまちづくりについて共に考えました。