第69期同友会大学30名が卒業 会社変革の担い手に
2021年10月15日
9月15日、第69期同友会大学卒業式が大久保記念・共育ホールで初めてオンライン併用で開かれ、27社30名の経営者、幹部社員が卒業。1981年の第一期以来の卒業生は2671名となりました。
1月18日に開講した今期は「経済と中小企業」「北海道論」「科学と人間」「現代と法」「経営戦略と企業づくり」「人間と教育」の6単元、30講のカリキュラムで学び、8月4日に全講義を終了しました。コロナ禍のもとで全道からのオンライン受講も可能となったため、旭川、東神楽、赤井川、室蘭、苫小牧、帯広から受講があった他、東京同友会からも1名が全講聴講しました。
今期のレポート5本と卒論の総合平均点は65・3点(歴代6位)、卒業率は96・8%(歴代16位)、皆勤率は46%(歴代30位)でした。優等賞(平均80点以上)と努力賞(平均点75点以上)の該当者は無く、敢闘賞を5名が受賞。
5月には恒例の一泊研修会の代替企画としてオンライン懇親会を開催。「子どもと一緒に図書館で勉強している」、「新聞の読み方が変わった」など自身の変化を紹介し合い交流を図りました。
卒業式では、勤医協福祉会の川端理さんが苫小牧よりオンラインで答辞を読み「画面越しではあったが受講生同士、気持ちを寄せ合い学びあった」と8カ月間の受講を振り返り、「毎回の講義を通して学んだ成果として、視野を広げ、情勢を科学的に洞察する力を生かし地域・社会で自身の役割を果たしたい」と決意を述べました。
第70期は来年1月に開講します。