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求められる経営幹部像は トークセッションで学び深める/くしろ支部釧路地区会

2021年10月15日

成長戦略を語る白幡専務

 

 くしろ支部釧路地区会は825日、「激動期を乗り越えプラス成長へ~コロナ禍の変遷と現在を知る~」をテーマに地区例会を開催し、39名が参加しました。当日はくしろ幹部大学同窓会が設営を担当。全3部構成で開催しました。

 

 第1部はコロナ禍での行政支援策の変遷や活用状況を、釧路市産業振興部商業労政課の天内武範氏が情報提供。

 

 第2部では、飲食店を経営している駒形家の白幡慎太郎専務がコロナ禍での気付きとポストコロナに向けた成長戦略を報告。緊急事態宣言により営業自粛が求められる厳しい経営環境のもと、時代の変化に適応するための実践を語りました。

 

 具体的には、人件費や仕入れを含む固定費の他、食材のロスを減らす工夫や光熱費の削減のために節電節約を奨励する等、〝自分たちにできることはないか?〟という視点から取り組んだことで「スタッフの意識の共有に繋がった」と白幡専務。また、ランチやテイクアウトのための新商品開発の他、セルフオーダー・セルフドリンクを導入した体験型居酒屋への転換、アプリを活用したサブスクリプションサービスの提供等を事例報告しました。

 

 第3部は白幡専務、幹部大学同窓会の亀岡司会長、河埜彰範前会長、石原達也幹事長が登壇し、「これからの時代に求められる経営幹部像とは」をテーマにトークセッションを実施。様々な意見が飛び交う中「〝自分が経営者だったら〟という視点で、自発的な学びを実践していける幹部が求められる」とコーディネーターの石原氏がまとめ、学びを深めました。