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新会員2名が経営報告/札幌支部豊平・清田地区会

2021年10月15日

報告する酒井さん(右)と米坂さん(左)

 

 札幌支部豊平・清田地区(富田訓司会長・会員162名)は913日にオンラインで9月例会を開催し、コロナ禍で奮闘する新会員2名が自身の経営実践を報告しました。

 

 栗山町で養鶏業を営む酒井農場社長の酒井利夫さんは55歳。3万羽の鶏を飼養して年間600㌧の卵を生産しています。「空知にはかつて20社の養鶏場があったが、1千羽以上飼養しているところは今では2社しかない。廃業が急速に進み、大手養鶏会社の寡占化も進行している」と現状を語りました。農場のアプリを開発して販売に工夫を加え、農場内に古民家を再生した卵の直売所もつくるなど、独自の営業姿勢も述べました。

 

 コンサルタント業の創発システム取締役の米坂将英さんは39歳。大手食品スーパーなどに勤めた後、知人が設立したコンサルタント会社に役員として入社しました。「コンサルタントという仕事は知識と自信を強調しすぎると、うさん臭く思われがちな仕事。経営者と一緒になって会社のことを考え、判断材料を提供することを心掛けている」と話しました。

 

 地区会長の富田さんは「豊平・清田地区会には毎月新会員が入会する。同友会に馴染んでもらうためにも定期的に新会員の報告会を継続したい」と語っています。