【我が社の自慢 51】北海道拓殖バス(音更町)
2021年09月15日
社員と想い共有する社内報
わが社の自慢は、創業期に発行していた社内報です。
当社は大正14年創業の北海道拓殖鉄道のバス部門が前身で、昭和36年に設立されました。十勝管内の路線バスを中心に都市間バス・貸切バスを運行しています。
社内報は初代社長の祖父が創業から2年後の昭和38年に創刊しました。タイトルは当社の愛称から「たくばす」と名付けられ題字は祖父の手書きです。
内容は多岐にわたり、社員のリレー随筆や社員の家族へのインタビュー記事もありました。祖父は「社内報を家族ぐるみの和気藹々の場にしたい」と創刊号に記しており、当時の社風が感じられます。
当初は週刊でしたが次第に月刊、季刊へ変わり、昭和45年の元旦号まで41号にわたって発行されました。
創業60周年を迎えた今年、特別号で社内報を復刊させました。題字は当時の「たくばす」をそのままに、2018年に成文化した経営理念や60年の歩み、創業期の社員との座談会を掲載しました。先人の想いに触れ、社内報は社員と想いを共有させるツールだと気づきました。今後も発行していくつもりです。
コロナ禍でバス事業は苦境に立たされていますが、種蒔きの時期と捉えアフターコロナに乗り遅れないよう果敢に挑戦を続けて参ります。
▽設立=1961年、会員=代表取締役社長・中木基博、事業内容=一般乗合・貸切旅客自動車運送事業、社員数=128名 |