会員企業トピックス(2021年8月)
2021年08月15日
程よい霜降りが特徴 新ブランド「帯広牛」
トヨニシファーム(小倉修二社長、とかち支部会員)はこのほど「帯広牛」を発売しました。
黒毛和牛の雄とホルスタインの雌を掛け合わせた交雑牛で赤身肉のホルスタインに比べ程よい霜降りが特徴。配合飼料にも工夫を重ね、旨味成分の一つであるオレイン酸は黒毛和牛に迫る高い数値です。輸入牛との競争が激化する中、和牛並みの味を交雑種で実現しようと2016年より肥育を始めブランド化しました。
価格は切落しスライス300㌘1404円(税込)から。市内飲食店新メニューのほか、同社販売・加工事業部の直売(毎週土曜)、HPでも販売。問い合わせは同社、電話0155(66)5301まで。
古民家の風情漂う 店舗で鶏卵を直販
酒井農場(酒井利夫社長、札幌支部会員)は5月1日、自社で生産した鶏卵を販売する「酒井農場本舗」を栗山の農場の敷地内に開店しました。
酒井氏の父や祖父が住んでいた築85年の家屋を改修し、古民家の風情が漂う店舗にしました。同社は自前の餌を配合して3万羽を飼養し、年間600㌧の卵を生産しています。これまで卵はオンラインショップや丸井今井(札幌)など大型店に卸してきましたが、農場で新鮮な卵を提供しようと開店したものです。
酒井農場本舗は、栗山町字南角田97番地。営業時間は土日の10時から16時まで。問い合わせは、平日に同社・電話0123(75)2975へ。
オホーツク海が眼前 カフェ&ショップ
BlueM(中村守宏社長、オホーツク支部会員)は、この程「uminoba(うみのば)」をオープンしました。
オホーツクの食と生活雑貨がコンセプトのショップとテイクアウト主体のカフェを融合。オホーツク海が眼前に広がり、晴れた日は世界遺産の知床連山が一望できます。北見オホーツク・オーチャードのりんご「あかね」とあばしり牛乳使用の自家製ヨーグルトドリンク(税込み550円)、小清水今井ファーム産じゃがいものオホーツクフライドポテト(同350円)等、オホーツクメイドの食品や調味料、雑貨を販売しています。
問い合わせは同社、電話0152(61)7870まで。
厚真産米でグルテンフリーバウムクーヘン
ファームソレイユ(本田泰司社長、苫小牧支部会員)は、厚真産の米を使用したバウムクーヘン「Soleil fu.wa.rie(ソレイユフワリ)」を発売しました。
米粉は水分量が多いと日持ちしないため乾燥させたものが主流ですが、乾燥すると米の細胞が壊れ、でんぷんの老化が進む弱点があります。同社はこれを克服しようと米同士をぶつけ、細胞を壊さず米粉が作れる機械を導入。自社製粉した新鮮な米粉で、しっとりした食感も実現しました。7月30日にカフェ併設の新店舗もオープン。できたてのバウムクーヘンやケーキ、ジェラートを楽しめます。
問い合わせは同社、電話0144(57)5540まで。