IT・DX部会設立へ 業務変革実践の成果共有/道北あさひかわ支部
2021年04月15日
道北あさひかわ支部は3月10日、「デジタルシフトがもたらす中小企業の業務変革報告会」を開催しました。90名が参加した報告会は、旭川情報産業事業協同組合や旭川市が共催し、金融機関等20団体の後援を受けて行われたもの。
コロナ禍を受けて、支部では中小企業のIT本格活用で業務改革を促進しようと、昨年より「IT・DX戦略部会」の立ち上げを検討してきました。この趣旨に賛同した同組合(17社のITベンダー企業が所属)が、国のコロナ対策緊急予算を活用し、総務省テレワーク推進地域情報化アドバイザーの森本登志男氏が加わる伴走支援チームを設置。昨年9月より会員企業3社(水野染工場、和田商、フレアサービス)と共に、IT活用の実践研究に取り組んできました。
報告会では、この3社から「コロナ禍で展示会が中止となったが、アプリ活用で9割以上の売上を確保するも社内決済に時間がかかっており、IT活用で受発注業務の効率化を進めたい」などの報告がありました。
支部では、これを機会に部会を設立し、IT本格活用を検討する会員企業への情報発信や相談対応活動などを展開する予定です。