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人を生かす経営の総合実践 全道共育委が研究集会開催

2021年04月15日

オンラインで80名が参加しました

 

 3月5日、全道共育委員会は「人を生かす経営に関する論議の中間報告」として、「人を生かす経営の総合実践を広める研究集会」を開催し、会員ら80名が参加しました。

 

 冒頭、安井清吉全道共育委員長(ライナーネットワーク社長)は挨拶を兼ねて、全道共育委員会の論議の成果を報告。「『人を生かす経営』『共に育つ』とは、社員を単なる労働力としてではなく、よい会社をつくるための頼れるパートナーとしてとらえ、全社一丸となって経営するところに同友会型企業づくりの特徴や学びの本質がある。単に知識の詰込みなどではなく、応用や実践を伴う『考える力』を養う学びでもあり、経営者としての責務や使命、生き方を誇り高く学び、『人間力を鍛える』学びでもある」と述べました。

 

 続いて、3名の経営者が人を生かす経営に基づく実践を報告。シオンテクノス村野篤社長は、社員が友人や身内を働かせたいと思う会社づくり、社内のだれもがワクワクする職場の雰囲気づくりの実践を紹介。アイワード奥山敏康社長は、社員が自ら成長する社員教育カリキュラムの設定や社員の感想、決意文集の発行など、「労使見解」に基づいた人育てを熱く語りました。

 

 さらにライナーネットワーク安井社長は、コロナ禍で会社の仕組みそのものを見直し、トップの方針の浸透や社内事業部制の構築、隣接異業種への挑戦など、激変時の経営者の在り方を報告しました。

 

 「人を生かす経営」が一層輝きを増す時代の到来を実感しあう研修会となりました。

 

【動画で学ぶ】全道共育委員会 人を生かす経営の総合実践を広げる全道オープン例会(2021年3月5日)