進撃の若手たち！コロナ禍の挑戦　経営戦略セミナー第２弾（くしろ支部）

2021年04月15日

　くしろ支部は２月25日、川湯観光ホテルでコロナ対応経営戦略セミナー第２弾を開催。「進撃の若手たち！コロナ禍の挑戦」をテーマに川湯ホテルプラザ・榎本竜太郎社長、ファームデザインズ・海野一葉社長が自社の取組みを紹介しました。

　はじめに榎本社長が「２０１１年に４代目として戻ってきた頃は相談できる仲間もおらず、今より経営状況も厳しかった。コロナの影響はあるが地域の仲間の力を借りることで、クラウドファンディングの取組みや、近隣ホテルの買収等の挑戦を続けてきた」と報告。

　海野社長は「29歳で２代目社長に就任。社長の役割とは何かを考えながら、国内３店舗の他、タイにフランチャイズ30店舗を展開してきた。コロナ禍では物産展や実店舗の売上げが落込んだが、ネットショップは前年比１５０％。ファンになってくれたお客様に支えられてきた」と述べました。

　続いて、浜中町農業協同組合・石橋榮紀会長理事をコーディネーターにパネルディスカッション。コロナ後を見据えた事業展開について議論し、「地域の繋がりを大切に、川湯の一番の魅力である〝人〟の良さを売り込んでいきたい」「地元の方に知ってもらい、口コミが拡がることで、交流・ファンを増やしたい」と展望を語りました。