第51回福島全研にオンライン参加/横関建設工業 柏谷匡胤社長(しりべし・小樽支部)
2021年04月15日
未来へ繋がる関係性を
第51回福島全研にオンラインで参加させて頂きました。「あれから十年」という言葉は重く、コロナ禍での経営を考える上で多くのコトを考えさせられました。最近の例会や会議でも感じていたのですが、「課題はすでに潜在しており、それが災害等で明確に浮き上がり加速すること」「社会の変化は戻らないことが多いので、対応していくことが必要なこと」「災害やリスクはいつ発生するかわからないので常に備えが必要なこと」どれもわかっているつもりで、わかっていなかったな、甘かったなと痛感させられました。
あれからの十年の歩みには多くの研究会や視察、振興条例の制定運動などが見られます。よい経営環境づくりの大事さを表していると感じました。問題提起として掲げられた「気候変動と気象災害」「感染症対策やDX、働き方改革に伴うニューノーマル」「疲弊する地域」これらに対応していくために、理念を強く持っているか?長期計画を組んでいるか?と突き付けられた思いです。ディスカッションでは、事例から自分の仕事に活かす姿勢も学びました。
オンラインで参加しやすくなった全研でしたが、知り合った全国の仲間と、対面の時のように、今後に繋がる関係性をどのように築くかが今後の課題と感じています。