気流
2021年03月15日
激動の2020年度が間もなく終わろうとしています。今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、様々な変化があった一年でした。特に3密を避けるため対面式の会合が減り、オンライン会議が急速に拡大・浸透しました。オンライン会議導入の検討メンバーをしていた数年前には、利便性は高いものの普及には時間がかかるのではないかと考えていたので、この一年余りの変化にはただただ驚くばかりです。
一月より開講した第69期同友会大学でも、長い歴史の中で初めてオンライン受講を正式に採用し、道内はもとより東京同友会の会員も聴講しています。私事ですが、我が家の小学生の娘が通っていた英会話教室がコロナ禍で休校となり、オンラインの英会話教室に変え、今では週に二回フィリピンに住む先生から英会話を学んでいます。
オンライン会議には、遠く離れた地でも臨場感あふれる講演を聴くことができるメリットがある一方で、実際に会う事が出来ず熱量が伝わりにくいというデメリットもあります。今後は時間や距離を気にせず参加できるオンライン会議と、経営者が膝を付け合わせ、胸襟を開いて語り合う本来の良さを合わせた、新しい学びの場を作っていきたいと思います。
コロナ禍の終息は未だ見えず、孤独な経営者は道内にたくさんいます。新年度はオンラインのメリットを生かし、全道どこからでも例会に参加できる体制を充実させていきたいと思います。