中小企業は地域の財産 曽根代表理事が講演/西胆振支部
2021年03月15日
西胆振支部は1月28日、室蘭プリンスホテルで2021年新年交礼会を開きました。会場には23名が訪れ、5名はZoomで参加。新春講演会では曽根一代表理事(ネクサス会長)が登壇し、「中小企業は地域の財産―地元企業1000社訪問と私のM&A」をテーマに講演しました。
曽根氏は、とかち支部事務局員との会員・未会員企業訪問の経験を報告。「会員企業との課題共有、事務局員との意見交換などを図ることができる」と語りました。
未会員の企業訪問では、「地域には自分が知らない数多くの会社があり、経営者は魅力のある方々ばかり。地域の歴史や人のつながりも知ることができる」との学びがあると提言。その上で「企業と地域を健全な形で後世に残し、働く場所を確保することが中小企業の役割」と話しました。
また、M&Aに関する持論を展開しながら「地元に根を張る企業はその場所で生き、営業する。他社とは共存、共栄の仲間だ」とし、窮地でも前向きに地域の未来を見据え経営する大切さを呼び掛けました。