経営理念を道しるべに 12期研究生ら報告/苫小牧支部
2021年03月15日
苫小牧支部は2月10日、Zoom参加を含む82名で支部2月例会を開催。「孤独からの脱却」をテーマに、自社の経営指針成文化を進めてきた第12期経営指針研究生5名の報告と、コロナ禍において居酒屋2号店出店を決めた第11期修了生の実践報告を行いました。
「各講が進むにつれ、相談したくなる自分に気づいた。自ら作っていた壁を突破できた」(直機材中薮謙介社長)、「経営指針づくりを通して、創業者である父と経営について話すきっかけができた」(ひまわり印刷門別昌尚常務)、「社員と向き合い、初めて社内で経営理念を発表した」(とまこまい総合会計小林史郎税理士)など達成感にあふれた報告が続きました。
さらに、社員のプロ意識の高さゆえ「不正解のない問題」に悩み、経営理念を道しるべとして迷いを解決したアスウィズの藤田ゆか社長や、娘への世代交代を控え、自身と自社の36年を振り返り「学ぶことに年齢は関係ない」と語ったセブンイレブン元中野店・沼ノ端東店千葉美智子社長が決意を新たにしました。
最後に、小原隆介経営指針推進委員長は「業種も年齢も違う5名が悩みを共有した時、その悩みは壁から明日へと通じる活力の扉へ変わった。ここからが本番」と力強くエールを送りました。