コロナ禍で新たな挑戦 ブレンドワークス 前川裕一社長が講演(しりべし・小樽支部)
2021年02月15日
しりべし・小樽支部は1月22日、2021年新春例会を開催。リモートを含め25名が参加しました。
講演では「夜空のジンギスカン」を展開するブレンドワークスの前川裕一社長(札幌支部)が「コロナ禍を乗り越える覚悟と挑戦、すすきの集中出店からの脱却」と題して報告しました。
コロナで客数が激減するなかで、前川氏はまず資金手当てを行い、同時に管理会計で数年先までの中期利益計画を作成。毎月計画を見直し修正しています。
また、すすきの5店舗中、現在は1店舗だけの営業ですが、休業手当を支給して雇用を維持。一方幹部社員とは、ミーティングで経営理念と今後の方針を共有。量販店への卸売やギフト商材、コラボ商品、物産展出展、EC事業など初の試みを次々と仕掛けるうちに、従来「能力不足」とみていた部下が自主的に新事業を提案して結果を出すなど、社員の成長を実感しています。 前川社長は「コロナ禍で学んだ『個々の能力を最大限に生かす人事』で、この難局を乗り切る覚悟です」と熱く語りました。