山田製作所の山田会長が講演(苫小牧支部)
2021年02月15日
社員の潜在能力引き出す改革
苫小牧支部は12月23日、山田製作所の山田茂会長(大阪同友会代表理事)を迎え、「社員と乗り越える3度目の危機~わが社の働き方改革と「労使見解」に基づく企業づくり~」をテーマに12月例会を開催しました。バブル崩壊、リーマンショックを乗り越えてきた企業がコロナ禍をどう乗り越えようとしているのか、山田会長のパワフルな語りに会場の参加者は引き込まれました。
煙草の吸殻が散乱する工場から、創業者やベテラン社員との確執を経て、2週間休業し「工場丸洗いプロジェクト」を決行。今では徹底した3S工場として、国内外から年間200社900名以上の見学者が訪れる町工場へと変貌しました。中小企業経営者の仕事は、社員の潜在能力を引き出し一人前の社会人に育てること。参加者からは「労使見解に基づく経営理念の確立と実践は、コロナ禍でも真価を発揮することを学んだ」という感想が寄せられました。