支援の輪が事業拡大支える／ゼロカーボン北海道研究会

2024年05月15日

折笠哲也代表取締役が講演

支援の輪が事業拡大支える

　ゼロカーボン北海道研究会の3月例会は、ＡｉＮＥＲＧＹ（福島県）の折笠哲也代表取締役が登壇し、地域における自立や自社の取り組みについて講演しました。

　ＡｉＮＥＲＧＹ（アイナジー）は、東日本大震災後に会津電力の100％子会社、会津太陽光発電として2013年に設立されました（23年現社名に変更）。開業当初は「雪国で太陽光発電は採算が取れない」と言われる中、実証実験で課題を克服しながら信頼を集め協力者を増やしていきました。

　また、県内トップクラスの「自家消費型」太陽光発電設計力を豊富なノウハウで培い、日本初の垂直営農ソーラー施工により持続可能な営農へ貢献しています。そして、同社の理念に共感し、出資しているのが8市町村、5金融機関、20企業、50個人、合計83団体・個人に及び、支援の輪の広がりが事業の拡大を支えていると語りました。