発信続けた緊急放送 室蘭まちづくり放送 沼田社長が講演(苫小牧支部女性部会例会)
2020年10月15日
苫小牧支部女性部会(出頭万志子会長)は8月21日、室蘭まちづくり放送の沼田勇也社長を迎え、「胆振東部地震!発信し続けたマチのラジオ局~開局10年、自社の存在意義そしてコロナとの闘い~」をテーマに8月オープン例会を開催しました。
2011年3月の東日本大震災で宮城県亘理町のFM局を支援した経験が大きな契機となり、12年の西胆振暴風雪や18年9月の胆振東部地震では生活環境をサポートする重要な役割を果たせました。地震発生直後の緊急放送で「いつもの声が聞こえてきて安心した」というリスナーの声が届き、ラジオの必要性を改めて感じたといいます。その様子はNHK「ニュースウオッチ9」で全国放送されました。
沼田氏は、「災害時、正確な情報を迅速に瞬時に発信できることに誇りを持っている」と語り、今後もリスナーやスポンサーへの感謝を忘れず、どんな時も放送を続ける決意を述べ締め括りました。