【新支部長に聞く 2】道北あさひかわ支部　森　俊一氏

2020年10月15日

　新支部長に聞く2回目は、道北あさひかわ支部の森俊一支部長（日新運輸代表取締役社長）です。これまでの同友会活動の経験や、若さと対応力を生かしてコロナ禍に立ち向かい、新たな交流の場の創造を目指します。

楽しい気づきが得られる例会に

―新支部長としての抱負、方針をお聞かせください。

　入会して18年になりますが、青年部、経営指針研究会、支部幹事に所属し、仲間との活動や経営指針の作成を行った経験は、自分や会社にとってなくてはならないものです。何よりも社員の大切さを実感し、共に育つことを意識するようになりました。

　今年、新型コロナウイルス感染症は国民生活、経済活動だけでなく、中小企業にとっても大きな影響を及ぼしました。このような状況下で歴代支部長よりも若い私が就任したことに意味があると感じています。同友会での経験をもとに若さと環境変化への対応力を生かし、歴代支部長の名に恥じぬよう、微力ながら一生懸命頑張りたいと思います。

―道北あさひかわ支部の強みは何でしょうか？

　全国で一番広域な支部であるがゆえ未組織地域が多いのが実情です。同友会の認知度が低く、活動の浸透がうまくいかないこともあります。ですが、Ｚｏｏｍを活用すれば遠方同士の会員をつなぎ、各地の情報共有を行うことで広域の強みを生かすことが出来ます。また、約40年続く女性部の活動は2016年に女性経営者全国交流会の開催を経てより一層活発化し、支部会員の全道・全国行事への参加も積極的です。昨年も青年部、女性部、支部の周年行事を通じて、様々な先輩から学び生かすことが出来ました。

―今後の展望をお聞かせください。

　コロナの時代だからこそ各地で新しいことに挑戦している経営者にスポットを当て経営体験を語れる場所を創りたいと考えています。わくわくや驚き、自分にも出来るかも？というような楽しい気づきやいいアイデアが浮かぶような例会を開催したいです。

　また、様々な業種を掘り下げ会員同士の理解を深め助け合う雰囲気を醸成し、地域課題を含め会員一丸となって持続可能な企業づくり・地域づくりを考えていきます。