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【講演録】激変期こそ成長のチャンス!長谷川産業社長 長谷川貫一氏が講演/とかち支部8月例会

2020年10月15日

報告する長谷川社長

 

 とかち支部8月例会を28日に開催いたしました。報告者は、長谷川産業の長谷川貫一社長(とかち支部会員)です。テーマは「激変期こそ成長のチャンス!コロナの長期化を見据えて」。オンラインも併用して約80名が学び合いました。

 


 

 家具業界は全国で寡占化が進んでいます。地方の多くの家具会社は赤字経営に陥っていますが、当社は幸いにも黒字経営を続けることが出来ています。

 

 コロナ禍の中で失敗もありますが、その都度修正して、結果を出しています。産業革命以来の大変革との認識を持って取り組んでいます。コロナが長期化している今こそ、他社にあるものは作らずに、当社にしか作れないものを作ることに商機があると考えています。スイートデコレーション(家具雑貨店)では、熱帯アジアでとれる果物の王様ドリアンの採取後に破棄される木に着目しました。エコの観点と独特な木目、色合いの素晴らしさを家具に再利用しテーブル、イス、ベンチなどの商品開発を行っています。

 

 私は工場から現場・配達まで垂直的に全部知っている状態であること(垂直クロススキル)。また、自分のサービスをお客様の行動にそって水平的にスキルを変えていくこと(水平クロススキル)。どちらのスキルも必要だと考えています。

 

 行き着くところは、コロナ時代に変わってしまったお客様の行動に即して自分を変えることです。

 

 激変の時代は、経営者の想いを社員が深く受けとめ、いかにスピーディに行動に移せるかがカギになります。