キャリア教育の連携確認 共同求人委が道立高校長会と研究協議会
2020年09月15日
共同求人委員会は7月17日、道立高等学校長会との研究協議会を学校側9名企業側4名で初開催しました。
現状のキャリア教育が地域や企業の期待とミスマッチしているのではないかとの懸念から、テーマを「社会との接続を踏まえたキャリア教育の実現に向けて」に設定。
就職指導の現状と高卒者の離職率の高さについて学校から問題提起があり、企業からは地域の担い手育成を目的としたキャリア教育への協力を報告し、意見交換しました。
学校長から「キャリア教育の現状は各校さまざま。どのような進路指導が好ましいか悩む」「3年の短い時間の中で、社会人として求められる力の全てを身につけさせ、送り出すのは困難」と率直な声があり、経営者からは「中小企業は人間力を育む場」「当会は共育ちに取り組む経営者の集まり。キャリア教育にも共に取り組んでいきたい」との意見が寄せられ、更に連携を深めていくことを確認しました。