会員企業トピックス(2020年9月)
2020年09月15日
療育プログラムにVR映像技術導入
ポラリス(中村圭吾社長、函館支部会員)は、VR(仮想現実)映像技術を使った療育プログラムを導入しました。
同社は、発達障害などの子どもを対象に放課後等デイサービス事業所を運営。VRによる療育はゴーグル型の端末を装着して行います。学校や職場で遭遇しうる様々な場面で、自分の行動に対して相手がどう反応するのかを体験出来、ロールプレイによる疑似体験よりも現実に近く臨場感を味わえるのが特徴です。「VRなら失敗を恐れず何度でも挑戦出来る。就職面接など、今後も様々なプログラムを提供して経験を重ねてほしい」と中村社長。
問い合わせは同社、電話0138(76)7915まで。
エコラップ洗って使って環境保全
丘の上のわくわくカンパニー(服部佐知子社長、くしろ支部会員)は、オリジナルエコラップを販売しています。
環境問題に関心を持つきっかけにと始めました。エコラップは、布を蜜ろうでコーティングしたもので、食品用ラップとして洗って繰り返し使用出来ます。
また、染色には桜の間伐材や油を搾ったえごま滓などの食品残さを使った「のこり染め」を採用。デザインは4種類で、いずれも同社が運営するレストラン「ハートンツリー」のある鶴居村の自然をモチーフにしています。
サイズは縦横26㌢。価格は1枚1300円(税抜き)。問い合わせは同社、電話0154(64)2542まで。
キックバイク子ども用販売
サイクルロード(野澤健社長、札幌支部会員)はこのほど、子ども用キックバイクの販売を始めました。
自転車の輸入販売業を営む同社は、上海の工場で製作した街乗り用のBMX、ピスト、ビーチクルーザー、キックバイクを楽天やYahooで販売しています。コロナに感染するリスクの少ない自転車が移動手段として見直され、世界的に自転車ブームが訪れています。「我が社は自転車に乗る前の幼児向けのペダルのついていないキックバイクの販売に力を入れています。送料は全国一律にし、価格も7000円程に抑えて買いやすくしました」と野澤さん。
問い合わせは同社までメールを。
下水汚泥を無臭無害の堆肥に
グリーンテックス(佐藤一彦社長、道北あさひかわ支部会員)は、下水汚泥無臭堆肥化システム「G–TEXシステム」を開発しました。
このシステムは、自社開発の汚泥専用発酵促進剤「スラッジアップ」を用いて下水汚泥を発酵へ誘導することで、無臭かつ無害の堆肥を作り出すもの。厄介者扱いされてきた下水汚泥が環境に優しい堆肥にリサイクル出来原料費も安価。旭川市周辺の下水処理場でも活用されています。
堆肥は冬でも凍結しないため、畑、ガーデン、緑地帯、街路樹など多用途に活用できます。ただし、本商品は自治体向けですのでご了承ください。問い合わせは同社、電話0166(57)2419まで。