011-702-3411

営業時間:月~金 9:00~18:00

同友会は、中小企業の繁栄と、そこで働く全ての人の幸せを願い、地域社会の発展のために活動しています。

「働くとは生きること」3支部で新入社員マナー研修会

2020年08月15日

接遇応対の実技

 

 コロナ禍の影響で延期されていたマナー研修会が3支部で開催され、各会場では真剣に受講する新入社員の姿が見られました。

 

 札幌支部では、4月の予定を7月14日に延期し、毎回の参加人数を30名に制限して3日間で85名が参加。全員がマスクを着用し、手指の消毒や定期的な換気をするなど、新型コロナウイルスの感染防止策を徹底しました。

 

 第1講で報告者を務めた札幌支部の村野篤共育委員長は、「働くとは生きること。他人に依存せず、自立型の思考をもつことが大切」とメッセージを送りました。その後、第2講「社会人としてのマナー」では、マナーの意味や、服装について確認したほか、敬語の確認と、お辞儀の仕方を練習しました。また、「挨拶」は「相手の心を押し開き近づく」という意味から、良好な人間関係をつくる第一歩は自ら行う姿勢が大切であること学びました。

 

 第3講、第4講の「来客対応・訪問のマナー」「電話応対」「ビジネスメールの基本」では、名刺交換や、お茶の出し方、ビジネス電話やメールの送り方など、講義とロールプレイを織り交ぜながら実践的に学びました。

 

 参加者からは「入社3カ月が経ち、マナーを再確認できた」「コロナ禍で新人研修が十分でなく不安だったが、これで自信をもって仕事ができる」「他社の同期と一緒に研修でき、楽しかった」など感想が聞かれました。

 

 函館支部ではオンラインも併用し、6月29日に「新入社員フォローアップ研修」を開催。7社17名が参加しました。講師から「周囲に応援される社員になる」ため、傾聴や、PDCAにより成長する大切さを教わりました。

 

 オホーツク支部では、7月9日に「新入社員研修会&フォローアップ研修会」を11名の参加で開催。初の試みとして、会員企業の中堅社員が講師役を担い、接客・訪問マナーについて実体験を交えながら指導しました。「マナーの再確認の機会になった。これからは思いやりを意識し、マナー・接遇のレベルを上げていきたい」と抱負が寄せられました。