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【新型コロナに負けるな!】シナジー効果狙ったワークシェアリング(エフゾーン)

2020年07月15日

古田社長(右)と井田副代表

 北見市中心部から約30㌔㍍離れたオホーツクの玄関口、留辺蘂町にあるエフゾーン(古田亜由美社長)が経営する「レストランエフ」は、新型コロナウイルスの影響で飲食店が大きな打撃を受ける中、創意工夫を凝らし進化を続けています。

 

 2月に北海道で「緊急事態宣言」が発表され、外出自粛によって来店客が減り空いてしまった時間に、スタッフの提案により新メニューの開発やSNSを活用した商品のPRを強化。一方で、約50㌔㍍離れた佐呂間町の同支部会員・井田漁業(井田貴子副代表)と連携し、スタッフが弁当を届けた後、そのまま労働力が不足している稚貝の入れ替え作業を手伝い、シナジー効果を狙ったワークシェアリングを試みています。

 

 古田社長は「コロナによってスタッフの意識が変わり、自分自身も気づかされる事が多かった。新たにチャレンジした事で、立地条件の悪さをも克服する可能性が広がった。また、想いが通じる仲間とコラボする事で、お互いの魅力を高め合い、助け合えれば、ポスト・コロナ時代も生き残れる」と話しています。