コロナの支援制度融資や補助金解説 WEB説明会、2日で100名が参加
2020年06月15日
5月13、14の両日、新型コロナウイルス感染症に対する各種支援制度についての説明会を開催しました。
今回は、WEB会議サービスである「Zoom」を活用し、全道で参加者同士を接続。2日間で合わせて約100名が参加しました。
当日は、北海道よろず支援拠点の中野貴英チーフコーディネーターが、経済産業省のコロナ支援策パンフレットをもとに進行。画面の共有モードで資料を映しながら、主に融資制度や給付金・補助金について解説しました。
融資制度については、コロナの影響は長期化することも予想されることから、無金利や無担保といった融資条件を考慮しつつも、必要額を借りることを第一に考えてとアドバイス。さらに、セーフティネット保証4号・5号の認定を受けることで、融資額の範囲が拡充されることも紹介しました。
また、持続化給付金については、5月20日より道内各地で申請サポート会場が設けられ、事前の予約が必要ですが、詳しい相談と申請の支援も受けられるようになりました。支援策については、毎日のように情報が更新されるので、経産省や中小企業基盤整備機構のホームページをこまめにチェックするよう呼び掛けました。
最後に、中野氏は「今打つべき手をしっかり打ちつつ、コロナ後の再始動にむけて同時に準備する必要があります。北海道よろず支援拠点ではあらゆるサポートをするので、ぜひ気軽に相談を」と述べました。
質疑応答では、「会社の一部門の売上が50%以上減少したが、持続化給付金の対象になるか」「創業間もない中でコロナが直撃した。資金調達をどのように考えるとよいか」など、チャットを使った参加者からの質問にも詳しく回答いただき、会を締めくくりました。