クラウドファンディングで物産展 ソーゴー印刷
2020年06月15日
「新型コロナに負けるな! 道内会員企業の挑戦」
ソーゴー印刷は「新型コロナウイルスで困っている道内の生産者を応援しよう」と、WEB上で北海道物産展をクラウドファンディング形式で開催。わずか1カ月で全国から747名、総額327万3000円もの支援が寄せられました。
「スロウ」などの出版物を通して、生産者、飲食店、消費者の絆をつないできた同社。新型コロナの影響が広がり始めた2月頃から、全国の北海道物産展が開けない事態となり、農業・食品生産者から販路の相談が相次ぎます。
切実な声に応えようと3月上旬から準備を始め、「スロウ」編集部がWEB物産展「十勝のいま、北海道のいまproject」を企画しました。サイトには道内26生産者の44品目を出品。商品、送料、手数料込みで、2000円(8アイテム)~1万円(短角牛リブロースステーキセット等5アイテム)までの43セットを用意し、4月15日―5月15日まで期間限定で開設しSNS等でも呼び掛けました。すると開始直後には目標額の50万円をクリアし、支援の輪が全国に広がりました。商品は「スロウ」を同封の上、支援者に順次送られます。
「美味しい物を食べて貢献出来るのは嬉しい。今後も企画を」との声も受け、同社の高原淳社長は「このつながりをさらに発展させたい」と意気込みを語っています。