コロナ「緊急事態宣言」発令 北海道でも感染止まらず 中小企業への支援、待ったなし
2020年05月15日
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国は4月7日、7都府県に対して「緊急事態宣言」を発令。4月16日には、全都道府県を緊急事態措置の対象に拡大しました。
北海道でも感染の勢いは止まらず、道は5月6日までの期間、外出自粛、札幌市と他地域の不要不急な往来の自粛、遊興施設や大型商業施設などの休止要請を出しました。
休業に協力した事業者には、道が最大30万円の支援金を支給するとし、政府はコロナ問題で5割以上減収となった中小企業へ、最大200万円の持続化給付金支給を決めています。一刻も早く手元に現金を届けるとともに、無利子無担保の融資や、雇用調整助成金、家賃への支援策など、地域を支える中小企業への支援は待ったなしの状況です。
現在のところ、同友会の活動も集まって学び交流し合うことは事実上不可能ですが、各地ではさまざまな工夫が行われています。
WEBでの活動広がる
急速に広がっているのは「Zoom」を使ったWEB会議やオンライン例会。合同企業説明会に代わる「WEB企業説明会」も始まりました。
札幌支部東地区会では、総会は書面決議とし、新旧会長が会員へのメッセージ動画を収録。ユーチューブで地区会会員に発信しました。
新会長となった柳下真人さんは、「必ず雨は上がります。今は会社を守り、社員を守ることに専念しましょう。仲間同士情報を共有し、励まし合って必ずこの局面を乗り越えていきましょう」と呼び掛けています。