第50回中小企業問題全国研究集会in京都に参加して(室蘭まちづくり放送社長 沼田勇也)
2020年03月15日
京都全研第4分科会。「経営指針の実践へ。まじめに作った経営指針書を公表したら『人とカネ』が集まった!」をテーマに、嵯峨運輸の2代目経営者大井雅博社長(京都同友会)が実践報告しました。
深刻な経営状況や労働組合との闘い、不況や燃料高騰などの逆風…。しかし、先代と従業員が培った信頼を糧に勝ち取った巨大契約。社員満足度調査や就業規則を見直し、経営理念と経営指針書の作成・公表で、社外から信頼される会社づくり。労使見解、人間尊重と人を生かす経営を基盤にした経営指針書の公表が、企業の順調な立て直しに寄与しているとのお話に深く感銘しました。
現在、西胆振支部の経営指針研究会にて、修正中の経営理念と作成中の経営指針書にこのことを反映させたいです。