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【新型コロナウイルス関連】経営への影響アンケート 調査結果

2020年03月06日

一般社団法人北海道中小企業家同友会(北海道同友会)は、このたびの新型コロナウイルスの影響に関する緊急アンケートを会員企業に実施し、2月25日から3月3日までに621件の回答を得ました。その集計結果を以下の通りご報告申し上げます。

 


【概要】


1.新型コロナウイルスの企業経営への影響は、「現時点ですでに影響が出ている(269 社・43%)」「現時点では出ていないが、今後影響が出る可能性がある(284社・46%)」をあわせると89%となり、道内全ての企業に影響が及んでいる結果が出ました。


  ①圏域別では、「現時点ですでに影響が出ている」「現時点では出ていないが、今後影響が出る可能性がある」をあわせると道北が96%、道南が95%に達しています。


  ②従業員規模別では、従業員の多い企業ほど早く影響が出ている傾向が見られ、従業員数50 名以上の企業では55%以上の企業にすでに影響が出ています。


  ③主要業種別では、卸売・小売業が「現時点ですでに影響が出ている(53%)」「現時点では出ていないが、今後影響が出る可能性がある(41%)」をあわせると94%となっています。


2.具体的な影響では、「展示会、イベントの中止・延期(136 社・50.6%)」「来店数の減少による売上減少(119 社・44.2%)」「予約キャンセルによる損失の発生(99 社・36.8%)」「国内外への出張の中止・延期(66 社・24.5%)」が上位を占め、新型コロナウイルス感染症拡大の防止に伴う活動自粛が経済活動に大きな影響を及ぼしています。


3.今後懸念される影響では、「消費自粛」と「インバウンド減少」による「売上減少」は合わせて467 社75%となり、「資金繰り悪化」に対する懸念も149 社24%の企業に広がっています。


4.これらの調査結果から新型コロナウイルスの影響は、地域や業種、企業規模を問わず、ほとんど全ての企業が被っており、終息が見えない状況の中で簡便な手続きによる運転資金の支援等、機動性と実効性を備えた支援施策が求められます。

 


 

【調査結果】

 

1.新型コロナウイルス 経営への影響の有無について

 

 

2.具体的な影響

 

 

3.今後懸念される影響

 

 


 

さらに詳細な調査データは下記からダウンロードできます。是非ご覧ください。

「新型コロナウイルスの影響に関する緊急アンケート調査結果」