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望年例会開き30年の歴史学ぶ/とかち支部農経部会

2020年02月15日

 

 とかち支部農業経営部会は12月20日、十勝川温泉観月苑にて12月望年例会を開催。記念講演として部会発足30周年を記念したパネルディスカッションを開催し、49人が学び合いました。

 

 パネリストは、初代の早苗諭氏(北海ファーム三和会長)をはじめ、3代目の片岡文洋氏(夢がいっぱい牧場会長)、4代目の妹尾英美氏(北海道ホープランド会長)、5代目の梶山初憲氏(梶山農場元場主)、6代目の高橋俊一氏(農事組合法人西上経営組合元組合長)の歴代部会長5人が登壇。コーディネーターは9代目の児玉誠也氏(児玉ヘルス商事社長)と、現部会長の小倉修二氏(トヨニシファーム社長)が務めました。

 

 全国初の農業経営部会発足のアイデアは故・沢本松市氏のもの。当時を思い出しながら2代目を務めた故・沢本輝之氏とのさまざまな思い出やこれまでの軌跡を語り合いました。限られた時間でしたが、今でこそ話せる当時の苦労なども赤裸々に語り、「同友会は誰と知り合うかが大事。ここで知り合った仲間とともにこれからも時代を先駆けた取組をしてほしい」と期待の言葉でパネルディスカッションを締めました。

 

 39人で始まった部会も、現在は166人。3040代の若い部会員が活動の主体となってきていることもあり、これまでの歴史を知らない会員も増えてきたことから今回の企画につながりました。参加者は時代に先駆けて農業経営を切り拓いてきたパワーを感じるとともに、これからも先進的な取り組みを進めて次代へと十勝の農業をつないでいけるよう志を新たにしました。