７月１４、１５日に北海道で中同協第５２回定時総会　１０年ぶり全国の仲間集う

2020年01月15日

　２０２０年７月１４日（火）・１５日（水）の２日間にわたって、中小企業家同友会全国協議会第５２回定時総会（以下、総会）が１０年ぶりに北海道で開催されます。

　全国総会は、活動総括および活動方針、決算および予算、役員の選出が行われるのはもちろん、全国の同友会運動にとって重要な提起がされる場でもあります。

　第１５回総会（１９８３年・北海道）では、「同友会の社員教育の理念は〝共に育ちあう土壌づくり〟にある。家庭、学校、社会における教育と結合して、〝人間が人間として息づく〟環境を共につくりあげよう。国民の大多数が働いている中小企業は、これからの時代を担う人間を育てるための〝たよれる学校〟である」と高らかにうたった総会宣言が採択されました。

　また、第２５回総会（９３年・北海道）では、『２１世紀型中小企業』のありようをまとめた「総会宣言」が万雷の拍手で確認され、同友会の目指すべき企業像として大きな目標となってきました。

　第５２回全国総会の実行委員長には宇佐美隆札幌支部長が就任し、現在、概要などの検討を行っております。会場は１日目の全体会・分科会はロイトン札幌、札幌プリンスホテルで行い、懇親会会場はロイトン札幌になります。２日目は札幌市民ホールを会場に、総会のまとめはもちろん、中小企業憲章制定１０周年および、昨年７月に制定された「中小企業の日（７月２０日）」、「中小企業魅力発信月間（７月）」を記念するセッションも実施予定です。

　東京オリンピック開催の１カ月前に全国の仲間が集う全国総会。その準備が本格化してきました。