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同友会は、中小企業の繁栄と、そこで働く全ての人の幸せを願い、地域社会の発展のために活動しています。

道北あさひかわ支部女性部野花の会が40周年記念式典を開催

 道北あさひかわ支部女性部野花の会は9月28日、40周年記念式典を開催しました。記念講演では、埼玉同友会代表理事の久賀きよ江氏(メガネマーケット代表取締役)を講師に迎え、『激変する時代に自社の将来をどうするか~女性的感性が生きる時代に~』をテーマに講演しました。

 


 

 当社は、バブル崩壊直後の1991年に開業しました。脱サラからのスタートでしたが、これまで業界に携わっており、戦略的なことや外部環境などは理解しておりましたので、起業からの7年間は順風満帆の経営をしておりました。

 

 ところが、新規出店を続け売り上げも伸ばしていく中で「人材育成」という会社の土台づくりを後回しにしていました。その結果、6人の社員が退職するという大変な事態に陥ってしまいました。

 

 この時に経営を学びたいと強く思い、勉強ができる場を求め、2000年に同友会に入会しました。最初に勉強会に参加したときに先輩会員から、会社の理念やビジョンについて尋ねられましたが、何一つとして答えることができませんでした。その先輩会員から、経営指針づくりの大切さを学び、合宿など重ねて経営指針を作り上げました。

 

 少しずつ同友会での活動を進めていき、説明ができるようになった頃、女性部の部長になってほしいという話がありました。私は当初、女性部は必要が無いと考えていました。しかし、このままでは埼玉から女性部が無くなってしまうと懇願され、引き受けることにしました。

 

 そこで私は、女性経営者が真の経営者として学び、成長する場をつくるため、「女性経営者クラブ・ファム」と名称を変え、これまで運動を展開してきております。

 

 また、年ほど前に眼鏡業界に激震が走りました。業界全体の売り上げが半分ほどに落ち込んだのです。原因は、低価格のブランドが出店攻勢をかけたことで、当社も売り上げが3割から4割程度落ち込みました。このままでは駄目になってしまうと考え、社員全員を集めてSWOT分析を行いました。当社は高齢者の方たちから耳の相談を受けることが多く、行き着いたのが補聴器業界への参入でした。

 

 一方で少子化が進む中、目の悪い子どもが4割もいることに着目し、子ども専門の眼鏡店「こども眼鏡館」を展開しています。 

 

 時代がどんどん変化していく中で、「モノ」を「モノ」として販売するのではなく「コト」として販売するには、社員一人一人がそのことを理解し、変化を与え、価値に変えてくれる。そのために人材を育てることが大切なことであると実感しています。

 

 そして、経営に対する変化のスピードも昔に比べて格段に上がっています。現状分析をしっかり行い、3年先の変化を先読みし、連携しながら時代に合った感性を磨くことで、継続して経営を行っていくことが可能になると感じています。

 

 

【会社概要】設立=1991年3月、資本金=1000万円、従業員数=30人、事業内容=メガネ・コンタクトの販売、補聴器の販売、こども眼鏡館