経営労働問題全国交流会ｉｎ岩手に参加して（寺島商会　取締役　寺島真寿美）

2019年10月15日

　「第６回経営労働問題全国交流会ｉｎ岩手」に参加しました。全国行事への参加は今回が初めてでした。きっかけは、ある会員から全国・全道大会にはどんどん参加した方が必ず自社のためになると助言を頂いたことと、自社と同じ機械製造業の方が報告することでした。

　初日は、香川同友会の林哲也代表理事の「社員を信頼できるパートナーとして接しているか」との問いに「信頼しなければならない。でも・・・（まだ信頼しきれていない）」と気付きハッとさせられました。また、経営指針についても社内での浸透不足を痛感しました。さらに参加者から学んだことを実践しなければ意味がないと助言があり、帰函後すぐに日報の改善に取り組みました。今は、新入社員が仕事の上で悩んだりつまずいていたら、気づけるような雰囲気づくりをしています。

　２日目は、大阪同友会の山田茂代表理事の問題提起から、今まで社員に負担をかけすぎていたことを反省しました。今までは競合他社と競争するしかないと思い込んでいましたが、実は競合に協働の可能性があるのではないかと考え方が変化していくことに気付きました。むしろそうしなければ生き残れないのではないでしょうか。２日間を通して経営者が変われば社員が変わり、会社が変わると今まで漠然と考えていたことに確信が持てました。参加して本当に良かったと感じています。（函館支部会員）