農福連携視察経営塾で学ぶ　しりべし・小樽支部

2019年10月15日

　しりべし・小樽支部は、９月１０日に余市町で経営者・経営幹部講座「しりべし経営塾」（全７講）の第４講を８人で開催。今回は企業見学講座として、同町で「農福連携」に取り組むＮＰＯ法人どりーむ・わーくす（水尻宏明理事長、しりべし・小樽支部会員）を訪問しました。

　晴天の中行った調理用トマトの収穫体験では、初めは慣れない手つきで作業していた参加者も、次第に手際よく収穫作業に没頭しました。

　収穫体験後は、水尻理事長が「農福連携」の取り組み実践を報告。障がい者が働ける環境づくりのポイントとして、障がいのある方ができる仕事かどうかを見極めるために、作業を細分化する必要があることを挙げ「人を仕事に合わせるのではなく、仕事を人に合わせなくてはいけない」と説明。「適材適所の人員配置ができれば障がい者の方が活躍できる職場はもっと増える」と、障がい者雇用の可能性について語りました。