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福島県で交流会開催 北海道・東北ブロック支部長・地区会長交流会

2019年09月15日

施設見学をする参加者

 

 7月25日から1泊で、「北海道・東北ブロック支部長・地区会長交流会」が福島県白河で開催されました。ブロックの各県持ち回りで開かれているこの交流会には、北海道から12人、全体では88人の役員が参加しました。

 

 会場の「スパホテルあぶくま」は、阿武隈川源流にたたずむ山間の宿です。経営者の藤田光夫福島同友会理事長によると、木質バイオマス熱電併給システムを装備した「エネルギーシフト実践施設」と位置づけているそうです。

 

 施設見学に続く実践報告では、フレスコの菊地逸夫会長が、東北4県のスーパーマーケットが資本統合したマークスホールディングスの経験を中心に「積極的危機管理経営」について報告しました。

 

 翌日は、くしろ支部の曽我部元親幹事長が支部づくりと企業づくりについて報告。食害などの被害が地域課題となっているエゾシカを、30年という時間軸をもって一時養鹿と衛生的畜肉処理で優れたジビエ食材に変えていった実践が参加者に共感を呼びました。

 

 最後に、守和彦中同協副会長が「同友会で悩んでいることを率直に話すことは危機管理経営そのもの。また地域課題と真正面に向き合う同友会運動は息の長い運動。共通言語、共通体験をもつリーダー同士だからこそ深い話し合いができた」と、交流会のまとめを行いました。