地域に若者を残していこう 南空知支部が7月例会開催
2019年09月15日
南空知支部は7月22日に7月例会を開催し、ゲストを含む22人が参加。「地域に人を残す」をテーマに、本田農機工業の本田雅義社長と、札幌大谷大学の和田佳子教授が報告しました。
本田社長は4年ほど前から新卒採用に挑戦し、トイレなどのハード面、就業規則や賃金の改定などソフト面の両面で改善を図った結果、2018年に空知管内で初、厚生労働省のユースエール認定企業となりました。「新卒採用を通じて社員が働きやすい環境を考えるようになった。まだまだ発展途上だがこれからも進めていきたい」と力強く語りました。
和田教授からは、幼い頃から地域活動への関わりが多いほど、地元への回帰志向が強くなる。地域に若者を残す為には、地域内での多世代交流や教育投資が必要で、「人口減少の地域では無理だと思考停止に陥らない”大人のホンキ度”が試されている」と結びました。