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外国人材受入実態を学ぶ(札幌支部国際ビジネス研究会)

2019年07月15日

 

 札幌支部国際ビジネス研究会は5月28日、5月例会を開催しました。人手不足の深刻化で注目が集まる「外国人材受け入れの手続きと実態」をテーマに、行政書士や採用実績のある会員企業の報告を通じ、参加者は外国人材の活用について知識を深めました。

 

 はじめに、行政書士の木田晶子氏と残間渉氏が、在留資格制度と入管法改正で創設された特定技能を解説。木田氏は33種類に上る在留資格や申請方法について、残間氏は特定技能が1、2号の種類ごとで在留期間の有無などが異なる点を説明しました。

 

 続いて技能実習などでベトナム人を受け入れている、カワテックスの河戸三千之社長(道北あさひかわ副支部長)が報告。「日本語が分からないので、初期教育や積極的なコミュニケーションが重要」と呼び掛けたほか、モチベーションが高く日本語や技術の向上が早い外国人材の魅力も伝えました。

 

 最後は、鈴木一嗣弁護士がコーディネーターとなり、参加者から募った質問をもとに報告者がパネルディスカッションしました。