函館支部総会 相互に学び合う企業を増やそう
2019年05月15日
函館支部は4月22日、五島軒本店で第48回定時総会を開きました。2019年度のスローガンは18年度から引き続き「参加しよう!続けよう!良くなろう!」に決定。人口減少や高齢化といった地域経済の課題を乗り越えるため、会員が同友会を通じて相互に学び合い、良い企業を増やしていくことを誓いました。
会員、来賓など120人余りが参加しました。あいさつした前川敏雄副支部長は、倒産の増加や市場の縮小など中小企業の経営環境の厳しさが増していることを指摘。「自社の得意技や技術を磨いて価格競争から抜け出し、これまでの価格競争から付加価値重視の経営へと体質を改善しなければ」と呼び掛けました。
議事では、19年度予算案と活動方針案が満場一致で承認されました。活動方針案は高橋泰助支部長が説明し、「人口減少やイカの不良など、不安な部分は多い。将来のためのプロジェクトをつくりたいと考えている」と地域経済活性化への活動をスタートさせる考えを示しました。
また、経営指針成文化運動や、例会の充実と参加率の向上にも取り組む計画です。11月の同友会設立50周年を前に、650名会員への増強に向けて、仲間づくりや会員満足度を高めることの必要性も訴えました。