例会で農業パネルディスカッション(オホーツク支部)
2019年04月15日
オホーツク支部は2月12日、支部例会を開催し34人が参加しました。例会は農業水産部会うまいるオホーツクが設営し、「繋がるコトで見えてくる、農業のホントと利用のしかた」と題して、農業者と農業関連業者がパネルディスカッションを行いました。
講演では、JA北海道中央会北見支所の鈴木昭寿調査役がオホーツク農業の概況説明や農業サポート産業の事例を報告。オホーツク地域振興機構食品加工技術センターの武内純子研究課長は地域の加工生産の弱さを指摘し、「地元中小企業との連携で1次加工の可能性が広がるのでは」と提案しました。
一方、農業者からは生乳流通自由化に対する意見や、観光資源として地元農産物を生かしてほしいなど熱い思いが語られました。
今井貴祐部会長は「オホーツクは1次産業が基幹産業だといわれているが、その実態は他業種に比べて分かりにくいと感じていた。この例会が農業を深く知るきっかけとなれば」とあいさつしました。