「先達に聴く」で宇山氏が講演
2019年04月15日
学びが人生の幅広げる
札幌支部中央北地区会は3月20日、札幌すみれホテルで3月例会「先達に聴く」を開催しました。「人生の幅をひろげる」をテーマに、ウヤマの宇山照江会長(札幌支部会員)が報告しました。
宇山会長は札幌や東京での修業を経て、1962年に創業します。母親からの「何事にも誠実に取り組みなさい」という教えを守り、その結果、多くの人から信頼を得ることができ、お店は順調に成長できたと話します。
また、美容師という職業が「パーマ屋さん」と呼ばれていた時代、仕事に誇りを持てる職場環境と、業界全体の底上げを目指し経営を続けてきました。
同友会には77年に入会。女性ばかりの職場環境だったため、入会当初は男性の多い環境に馴染めずにいましたが、徐々に参加を増やし、当時の大久保尚孝専務理事からの勧めで多くの役職を経験。素晴らしい経営者との出会いから、多くの学びがあったと振り返ります。
同友会で学ぶことの喜びと大切さを知った宇山さんは、64歳で北海学園大学の二部に入学。卒論は与謝野晶子論をまとめました。社員には同友会大学を推奨し、前社長の藁谷氏、現社長の橘氏をはじめ、多くの方々が同友会大学で学びました。
「お客様、社員に恵まれたからこそ、今がある。これからも感謝の気持ちを忘れずに学び続けたい」と語りました。