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同友会は、中小企業の繁栄と、そこで働く全ての人の幸せを願い、地域社会の発展のために活動しています。

札幌の新年交礼会に563人、各支部も盛況

2019年02月15日

同友会は経営能力磨く道場

 

先達に学ぶチャレンジの年へ決意新た

 


 

 北海道同友会と札幌支部は1月9日、2019新年交礼会を札幌市内で開催し563人が参加。各支部でも新年交礼会が開催され、新年の幕開けに相応しい学びあいと交流の輪が広がっています。

 

 第1部新春講演会では、藤井幸一代表理事が開会あいさつ。「今年は北海道同友会50周年。チャレンジする年にしよう」と力強く呼び掛け、続いて中小企業家同友会全国協議会(中同協)相談役幹事の鋤柄修氏(エステム名誉会長、愛知)が「経営者を叱る~同友会と共に歩んだ先達からのエール」をテーマに講演しました。

 

 鋤柄氏は労使見解や同友会の3つの目的を総合的に実践し、企業を発展させてきました。同友会は経営能力を磨く道場であり、良き師匠、良きライバル、良き仲間をつくり、10年後のビジョンを明確にしながら経営指針、共同求人、社員共育を三位一体で進めることの大切さを提起。

 

 先輩社員が後輩を教える学習型企業へ転換させ、理念を外部発信させる「環境フォーラム」も実施。公私混同をせず、月次決算のチェックを通して隠し事のない会社づくりを目指してきました。

 

 続く第2部の新年交礼会では、守和彦代表理事が年頭あいさつ。「今年はTPP、EPA、働き方改革、そして消費増税と、北海道経済や中小企業への影響は予測できない。同友会で学び、経営基盤を強化し、環境変化への対応を」と呼び掛けました。

 

 当日は行政、金融、マスコミ、大学など各界より31人の来賓をお招きしました。牧野剛北海道経済産業局長、高橋はるみ北海道知事、秋元克広札幌市長から祝辞をいただき、続いて新年の躍進を願い恒例の鏡開き。大木孝志北海道銀行取締役副頭取の祝盃で祝宴に移りました。歓談の輪が広がり、新年の抱負を語り合いました。

 

 曽根一副代表理事が「創立50周年、6000名会員の達成を」と閉会あいさつしお開きとなりました。

 

 閉会後、札幌支部地区会のうち8地区会が新年会を開催。新春講演の学びを振り返り「同友会運動の先達に大いに学ぶ年にしよう」と決意を新たにしました。