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【我が社の自慢24】時代支えた製版機械 須田製版旭川支社(旭川市)

2018年11月15日

 

 我が社の自慢は、1950年から80年代の製版作成を支えた木製製版カメラ、写真植字機を保存していることです。

 

 当社は、印刷用の版を作成する須田写真製版所として23年に札幌で創業し、58年に旭川支社を開設しました。その当時、業務に欠かせない2つの機械が活躍しました。原稿を写したフィルムを焼き付けて原版を作成する木製製版カメラと、文字を打ち込んで数枚の原版を組み立てる写真植字機です。

 

 これらの機械を使用した社員は「木製製版カメラは手動なので1枚作成するのも手間がかかり大変でした」「写真植字機は1文字ずつしか入力できず、現在のように原版の作成過程を見ることができないからこそ仕上がりが楽しみでした」と当時を振り返っています。

 

 これらはアナログ時代の象徴として、2代目旭川支社長である、故須田隆昭氏の意向で当時のまま保存しています。製版から印刷、映像と移りゆく中で、当時と変わらない「ものづくりの精神」を守り、多様なニーズを捉えながらお客様の満足を追求していきます。

 


 ▽設立=1923年、会員=専務取締役旭川支社長・山崎敏雄、業務内容=印刷・製本(チラシ、パンフレット、カタログ、ポスター等)、イベント企画、Web制作、映像制作、電子書籍ポータルサイト運営等、社員数=408人(パート20人含む)