全道役員研修会 中同協専務幹事 荻原氏が講演
2018年09月14日
企業経営と同友会運動は一体
北海道同友会は7月25日、札幌市内で2018年度全道役員研修会を開きました。中小企業家同友会全国協議会(中同協)の荻原靖専務幹事が「企業経営と同友会運動は不離一体」をテーマに基調講演し、理事や幹事ら59人が学びを深めました。
荻原氏は、京都同友会事務局に27歳で入局します。その中で出会った経営者から学んできたのは、①得たいものがなければ自分でつくる、②本業を通じて地域づくりに関わる、③人には障害者、健常者という線は引けない、ということ。まさに「普通のこととして社会を支え、常識を変えていく魅力ある人々でした」。
企業の魅力は、まず従業員が魅力と誇りを感じる企業であるべきとし、従業員のことを最優先に考え経営に取り組んでいた魅力ある企業家との出会い、同友会運動の広がりと深まりなどについて語り、参加者は熱心に聞き入りました。
その後の討論で、参加者は「同友会運動の課題を再認識でき、支部間の連携などをどのように解決していくかなど考えさせられた」「本音で語り合える地区会や仲間づくりをもっと進めていきたい」など、学んだ成果を語り、実践を誓い合いました。