道北あさひかわ支部でインバウンド対策セミナー
2018年08月15日
外国人向けメニュー提案
道北あさひかわ支部は7月10日、増加する訪日外国人客と地域活性化の可能性について考える「インバウンド対策セミナー」を開催しました。旭川信用金庫との共催で、会場の同信金本店には23人が集いました。
最初に登壇した、大雪カムイミンタラDMO(観光地域づくり推進法人)の林良和専務理事は「外国人観光客は増えているが、各地で受け入れの競争が激しくなりつつあり、安心はできない」と語り、昨年10月の設立以降に策定した今後の方針・計画を紹介し、「上川・旭川を昔の日本人にとっての憧れの地、ハワイのような観光地としてブランド化していきたい」と抱負を述べました。
外国人客が増えている「焼鳥専門ぎんねこ」の久保あつこさん(道北あさひかわ支部会員)は、実際に使用しているメニューを示しながら取り組みを報告。「片言の英語である程度の会話はでき、外国人向けのメニューを用意すれば注文も取れる。そうした店舗が増えることで、外国人が来やすい街になるはず」と提起しました。
また、久保さんから飲食店が簡単に作成できる外国人対応のメニュー案も提案されるなど、今後の具体的な取り組みが期待できるセミナーとなりました。