ものづくり現場で産学官連携考える HoPE7月移動例会in西胆振
2018年08月15日
産学官連携研究会HoPEは7月10日、7月移動例会in西胆振を開催しました。ものづくりの現場からこれからの産学官連携を考えるため、21人が興和工業(登別)とキメラ(室蘭)を訪問しました。
興和工業は、繊維強化プラスチック(FRP)の中でも耐食FRPを得意としている会社です。大型物件を製作することもでき、品質が良いことから市場を全国に持っています。
産学連携の取り組みについては鈴木高士社長から、室蘭工業大学などと共同開発している北寄貝蓄養水用泡沫分離装置について報告がありました。社屋外には大きなタンクの型がズラリと並んでいました。
キメラは、精密金型部品加工と金型製作を高精度、短納期で行うメーカーです。本社工場と第2工場を見学しました。社員の多くが20代で、参加者からは「精密機械の多さ以外にも、社員の明るく生き生きとした姿が印象的」との声が聞かれました。