エゾシカ肉を地元の名物に 稚内地区会
2018年08月15日
道北あさひかわ支部稚内地区会は7月9日、鹿肉ジビエを囲む試食会を開催しました。稚内で捕れるエゾシカ肉を地元の名物に育てようとする取り組みに、稚内市長をはじめ観光振興関係者約40人が参加しました。
稚内の鹿肉は、肉質が良く鉄分が豊富で中性脂肪を減らすDHAなどを含むといわれています。高品質な鹿肉販売の実績を持つ、会員のノースイノベーションの湊寿正社長が鹿肉を提供。市内フランス料理店の協力を得て、ソーセージドッグ、タンのポワレ、内もも肉のローストなど、家庭料理や飲食店の参考となる6品が振る舞われました。
参加者からは「鹿肉がこんなにおいしいとは思わなかった」「観光資源として売り出そう」などの意見が出されました。
稚内地区会の吉川勝会長は「中小企業の挑戦が地域を守ることにつながる」と鹿肉活用の協力を呼び掛けました。