会員企業トピックス(2018年7月)
2018年07月15日
北海道米のルーツ「赤毛米」で日本酒 タカシマファーム
タカシマファーム(高嶋良平社長、札幌支部会員)が栽培した「赤毛米」を使用した「純米吟醸原酒 久蔵翁」が、6月20日に北広島市内の13店舗で発売されました。
赤毛米は「ゆめぴりか」「ななつぼし」など北海道米のルーツで、1873年に中山久蔵氏が同市島松にて、北海道の寒地では初めて米の栽培に成功した品種です。丈が高く茎が柔らかいため倒れやすく、収穫時にも手作業が多く手間がかかります。企画は北広島商工会、醸造は田中酒造(田中一良社長、しりべし小樽支部会員)。価格は720㍉㍑入り、税込み2400円。
問い合わせは北広島商工会、電話011(373)3333まで。
片手で食べるやきとり弁当 ハセガワストア
コンビニエンスストアチェーンのハセガワストア(佐藤謙司社長、函館支部会員)では、新商品「やき弁棒」を販売しています。
同店の看板メニュー「やきとり弁当」を手軽に片手で食べられるよう開発したもので、割り箸にご飯、ノリ、豚バラ肉を巻いて焼き、やきとり弁当のたれをからめています。お客の声を受けて改良を重ね、よりやきとり弁当に近い味わいに仕上げました。また、6月からやきとり弁当と同じ4種のたれ(たれ、塩、うま辛だれ、塩だれ)での販売を始め、味のバリエーションも増やしました。価格は税込み150円。
問い合わせは同社、0138(54)5731まで。
酪農家によるゲストハウス 竹下牧場と山川
竹下牧場(竹下耕介社長、くしろ支部会員)と山川(山川優貴社長、くしろ支部会員)は6月1日、中標津町中心部の空き店舗を活用したゲストハウス「USHIYADO」をオープンしました。
牧場、温泉、飲食店などが集まる地の利を生かした「地域まるごと宿」がコンセプト。暮らすように滞在し、酪農体験や温泉での癒しも楽しめます。周遊してもらうことで地域全体の活性化を目標にしています。酪農家によるゲストハウス開業は道内初で、2017年度の道の農商工連携事業の認定も受けています。宿泊は税込み4500円より。
問い合わせはUSHIYADO、電話0153(77)9305まで。
スマホで楽しむ観光ポストカード 中村印刷
今年で創業90年を迎える中村印刷(中村裕一社長、道北あさひかわ支部会員)は、AR(拡張現実)機能付き観光ポストカードを発売しました。
同社が開発した「旭川AR」アプリをダウンロードしてカードにかざすと、旭橋の360度の風景や、ペンギンの散歩動画、旭川市のキャラクター「あさっぴー」のフォトフレームがスマホの画面に映し出されます。また、カードのPOPは英語、中国語など5ヵ国語で表示でき、今後は外国人観光客対応のパンフレットやメニュー表などへ展開します。価格は1枚税込み100円で全7種類。
問い合わせは同社、電話0166(33)1351まで。