若者たち、道北で働こう 旭川で合同企業説明会
2018年06月15日
来春卒業予定の大学生や短大生、高校生らを対象とした「第10回あさひかわ合同企業説明会」が、4月26日開催されました。来場した377人の学生は、各企業の説明に熱心に聞き入っていました。
説明会は、旭川市、上川総合振興局、旭川商工会議所、旭川大学、同友会道北あさひかわ支部など15団体で構成する実行委員会(実行委員長・江口尚文旭川大学教授、事務局・同友会)の主催で開催しています。
同実行委員会は、若者が旭川や道北地域に就職するきっかけをつくり、人口流出を食い止め、地域を活性化させることを目的に、同友会の呼び掛けで2011年に設立されました。年2回の合同企業説明会のほか、企業と学校の意見交換会などを実施しています。
今回の説明会には、昨今の人手不足からか運輸、建設、福祉業界から申し込みが多く、参加企業数は過去最多の79社になりました。
参加企業アンケートでは、「採用したい人材と面談できた」は74%と高かった一方、来場者アンケートの「よい企業とめぐりあえた」は69%でした。
また、「どんな企業を望みますか」という問いでは、「社内が明るく人間関係のよい会社」(1位)、「自分の時間(休日、余暇)がきちんと持てる会社」(2位)が上位となりました。
実行委員会では、社内体制の整備を進め、採用活動でしっかりPRすることが必要ではという議論になっています。